慰謝料 白斑 カネボウ [ニュース]
慰謝料 白斑 カネボウ
26日、カネボウ化粧品は自社美白化粧品によって肌がまだらに白くなった「白斑」問題について、発症者の一部に対して補償の支払いを検討すると公表した。対象となるのは長期にわたり回復傾向が見られない発症者で、補償金額については裁判基準および労災基準に基づく金額になるとみられる。
今後、発症者へ個別訪問を行い回復状況や症状を確認して、改めて金額支払時期や補償金額について案内するとした。
同社によると当初は、半年から1年で白斑被害からの回復を見込んでいた。しかし症状の長期化や深刻化が著しい被害者が完治しない可能性を考慮して、方針を転換した。この方針転換から、白斑被害が当初の想定よりも深刻な情況であることが明確に示されたといえる。 対象者は、同社が「症状が比較的重い」と判断し、社長名で通知を今月になって送付した約4千人のうち、同社が認定する要件を満たし、同社との和解を望んでいる希望者だという。8月末にかけて担当者が直接この約4千人を訪問し、希望を聞く予定になっているという。
白斑の発症者数は5月31日時点で1万8909人と発表されている。そのうち7144人が完治もしくはほぼ回復しているという。
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26日、カネボウ化粧品は自社美白化粧品によって肌がまだらに白くなった「白斑」問題について、発症者の一部に対して補償の支払いを検討すると公表した。対象となるのは長期にわたり回復傾向が見られない発症者で、補償金額については裁判基準および労災基準に基づく金額になるとみられる。
今後、発症者へ個別訪問を行い回復状況や症状を確認して、改めて金額支払時期や補償金額について案内するとした。
同社によると当初は、半年から1年で白斑被害からの回復を見込んでいた。しかし症状の長期化や深刻化が著しい被害者が完治しない可能性を考慮して、方針を転換した。この方針転換から、白斑被害が当初の想定よりも深刻な情況であることが明確に示されたといえる。 対象者は、同社が「症状が比較的重い」と判断し、社長名で通知を今月になって送付した約4千人のうち、同社が認定する要件を満たし、同社との和解を望んでいる希望者だという。8月末にかけて担当者が直接この約4千人を訪問し、希望を聞く予定になっているという。
白斑の発症者数は5月31日時点で1万8909人と発表されている。そのうち7144人が完治もしくはほぼ回復しているという。
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