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中学生 ウイルス性脳症 飛び降り  [ニュース]

今年1月に兵庫県三木市立緑が丘中学校で、1年生の男子生徒が4階の校舎から転落死亡した事故について、調査結果が公表された。

インフルエンザなどウイルス性疾患の脳症による異常行動が原因である、と報告された。

死亡した男子生徒は中学1年生で身長170センチ、体重100キロと大柄。当初は身体的特徴に対するいじめがあったのではないかとの見方もあった。

中学生の時期は、自分の身体の特徴に対して過敏になっているもの。大人になれば不愉快でも聞き流せる言葉が胸に突き刺さることもあろう。(私は高校生の時、最も仲が良かった友人から冗談ではなく「180センチを超えたら人間ではない」と言われた時、心底驚きました。そんなこと考える人がいるのか?と。その後、20代前半に交際を絶ちましたが。)

市教育委員会などによると、男子生徒は2時間目の体育で3キロの長距離走に参加した。最後にゴールした男子生徒は、ふらついていたという。教員は保健室で休むよう伝えたという。

しかし、生徒は4階の自分の教室に戻ってしまった。3時間目は音楽の授業のため全員が音楽室に移動。教室に一人残った男子生徒は、教室の窓から転落死したという。

男子生徒を司法解剖したところ、約5時間後も39度以上の熱があり、脳がはれた状態だった。また、体育が終わって教室に戻る途中、上級生とすれ違っていた。男子生徒は、体育の授業後、体育館の裏を通って教室に向かった。体操服は泥だらけになっており、それを指摘した上級生に「気が付いたらこうなっていた」と答えたという。教室に戻った後、上履きを履かず靴下のままで、小刻みに震えていた様子だったという。

司法解剖の結果と転落する直前の様子から、調査委員会のメンバーの小児科医は、「インフルエンザ脳症の症状に酷似している」と指摘した。

調査結果を聞いた男子生徒の母親は「自殺ではないことが分かってよかった。学校側の安全管理に疑問が残る。事故が再発防止のために、インフルエンザの恐ろしさを語っていきたい」と述べた。


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