暴走車 ハーブ 池袋 覚醒剤

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　24日の午後7時55分ごろ、東京都豊島区西池袋の歩道を乗用車が暴走し歩行者7人を次々とはねた。車は公衆電話ボックスに衝突して停まった。7人のうち、20代とみられる女性が死亡した。また女性2人と男性1人が重傷、男性3人が軽傷を負った。　

　池袋署によると、車を運転していた名倉佳司容疑者（37）＝埼玉県吉川市高久一＝を自動車運転処罰法違反（過失傷害）容疑で現行犯逮捕した。引続き容疑を過失致死傷に切り替えて送検する方針だだという。また、死亡女性の身元確認を急ぐ。

　名倉容疑者は「脱法ハーブを吸った後、車で人をはねた」ことを認めている。今後は危険運転致死傷の疑いでも調べる。

　脱法ハーブを吸引後に交通事故を起こすケースが全国で相次いでいる。警察庁によると、2012年は19件19人、2013年は38件40人とほぼ倍増している。2014年2月には、福岡市の繁華街でも車が暴走して15人がけがをした。

　薬物犯罪に詳しい捜査幹部によると、脱法ハーブの質的な変化により法の網にかからない新種も拡大している、という。最近では薬物常用者が『覚醒剤より効果が強い』と証言する脱法ハーブも増加している」という。

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